2011年12月14日水曜日

故郷

楽譜「フルートのしらべ・至高の技が奏でる究極のスタンダード編」より選曲
至高の技を持ち合わせていない者が吹くのはちょっと気が引けるのですが・・・。

”故郷”は誰もが知っている曲です。
よく知られている曲なので、誰が聞いても、上手いか下手がすぐにわかってしまいます。
なかなか上手く吹けないのは何故か?
簡単なメロディーなので音色が如実に現れ・・・・・・・・・。
思う音色が出なく、自分で聴いていてちょっと落ち込んでしまいます。

上手く見せかけるには?
そうですビブラートをかけなくてはなりません。

このビブラートの練習ですが、
もう気胸が起きるのかと思うぐらい胸が痛くなり、
過呼吸で目の前がなんだか白くなってくるではありませんか。
これは、なんといいましょうか、ビブラートのかけ方に問題があるような気もするのですが、
これを乗り越えなくてはいけないのか、やや不安を感じるところです。
ちりめんビブラートから抜け出せません。
上手くなるのと、私が朽ちるのと、どっちが早いか?。

次の手段は、優れものマシンに任そう。
そうです、エコーなのです。
半端じゃごまかせないので、銭湯程度の音響効果がなくてはなりません。
これで少しは聴けるかな?

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故郷
 作曲 岡野貞一
 作詞 高野辰之

作曲の岡野貞一はキリスト教徒だったそうです。
賛美歌に通じるのか、美しいメロデーですね。

歌詞
うさぎ追いし かの山
こぶな釣りし かの川
夢は今もめぐりて
忘れがたき ふるさと

いかにいます 父母
つつが 無しやともがき
雨に風につけても
思い出ずる ふるさと

こころざしを 果たして
いつの日にか かえらん
山はあおきふるさと
水は清き ふるさと


写真はいつもの散歩コースで撮ったものです。
自宅から10分も歩けば、そこはもう故郷情景。
早い話が田舎です。
かって田舎と言えば、何とも言えない独特の香りがあったのですが、
今は肥料に天然物を使わず、化学肥料に変わり、あの独特の香りが無くなり、あぜ道が舗装され
気持ちよく散策できます。