2011年8月2日火曜日

フルート教室 さあ練習だ 挫折

---フルート購入からの続き---
 フルートを買っただけではどうにもなりません。私の周りにフルートを吹ける人は見当たらないし、やっぱりテキストがないとなかなか難しい。テキストもネットで同時に注文。いろいろ探すと、これだ「見て聴いて必ず吹けるフルート入門」、題を見ただけで、すぐに吹ける様になる気がするではありませんか。真新しい銀色に輝くフルートが手に届き、今にも吹けそうに書いてあるテキストを前にして練習を始めました。そう吹ける気がしただけでした。しばらく練習を重ねて音は何とか出るの様になったのですが、それは音だけで、ピーピー。真にこのフルートはきっと問題がある。こんなに練習しているのに音がまともに出ないきっと欠陥品だ。やっぱりネットで買ったのは間違いだったのか・・・。もうフルートに責任を押し付けて納得する有様。
2ヶ月ほど独学でがんばったのですが、これはコツだけでも教えてもらった方が早いと思い駅前のヤマハ音楽教室の門をたたいたしだいです。最初の先生はと言いますと、ちょうど中学生だったころの音楽の先生を思い出します。この中学生時代の音楽の先生はやや小太りな女性で、拳で机をコツコツ叩きリズムをとり、リズムが外れると、いやリズムだけではありません騒いでいると、だったかも知れませんが、その拳が生徒の頭飛んでくるのです。音楽の時間は息が抜けなかった思い出があります。そんな音楽の先生を思い出しました。でもけっして拳が飛んくることはなく、妥協を許さないと言う感じですね、基本を教えてもらいました。教えている熱意はよく伝わってくるのですが、中高年の学習能力が極度に低下しているためか、なかなか上達しません。これじゃいつまで経ってもコツを覚えることが出来ないではないかと悩む毎日でした。ちょうどそのころ仕事の都合でその教室の時間に行けなくなり、仕方なく先生が変わることになったのです。
次の先生は、中高年の扱いをやや心得ている感じで、なんとか出来たかなという状態で丸をいただけました。そしてヤマハに約2年はど通い、数曲そのレベルの範囲で吹けるようになり、次のステップに入る時”次からALTESでするので、教本を買っておいてください”。
階下の楽器店で購入。ちょと違うのですね。ヤマハの教本より字が細かくて、おたまじゃくしが小さくて沢山詰まっているのです。お参ったなこれは本格的だ。
ちょうどその頃、職場でフルートを演奏することになったのです。そして、この演奏会が大きな挫折を生んだのです。