2011年11月30日水曜日

グリーンスリーブス Greensleeves

次の曲は何にしようか?。
楽譜「フルートで吹きたいクリスマスソングあつめました」をパラパラめくりと、
お、グリーンスリーブスだ。
これはフルート始めた頃に吹いた曲だ。
これなら簡単、挑戦だ。
でもちょっといままでの曲より長いなあ・・・。

この曲のイメージとしては、緑の牧場を想像していたのですが、
どうも違ったみたいです。
緑の牧場にはちがいないのですが・・・・・。緑になった袖なのですね。
恋人との情事が草むらで行われ、袖に草の色が染みついたそうです。
その人の名がレイディ・グリーン・スリーブス。
うむうむ、激しかったんでしょうね。
まあ16世紀ごろの話なので、どこまでほんとか判りません。

原曲については明らかでなく、作者不詳となっています。
なんせ古い話なのではっきりわからないみたいです。
あっちの話こっちの話が、ごちゃごちゃ混ざって、できたのでしょう。
まあ、そんなことはどうでもいいか。
4~500年経っても、いまだに歌い続けられているのには、
この曲にそれだけの魅力があるからでしょう。


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グリーンスリーブス  イングランド民謡

歌詞と対訳
Alas, my love, you do me wrong
To cast me off discourteously
For I have loved you well and long
Delighting in your company.

ああ愛する人よ、残酷な人
あなたはつれなく私を捨てた
私は心からあなたを慕い
そばにいるだけで幸せでした

Greensleeves was all my joy
Greensleeves was my delight
Greensleeves was my heart of gold
And who but my lady greensleeves.

グリーンスリーブスは私の喜び
グリーンスリーブスは私の楽しみ
グリーンスリーブスは私の魂そのもの
私のグリーンスリーブス、貴方以外に誰がいようか

Your vows you've broken, like my heart
Oh, why did you so enrapture me?
Now I remain in a world apart
But my heart remains in captivity.

貴方は誓いを破った、私の心のように
ああ、なぜ貴方は私をこれほど狂喜させるのか?
離れた場所に居る今でさえも
私の心は彼女の虜だ

I have been ready at your hand
To grant whatever you would crave
I have both wagered life and land
Your love and good-will for to have.

貴方が望むものすべてを差し出そう
貴方の愛が得られるなら
この命も土地のすべても差し出そう

If you intend thus to disdain
It does the more enrapture me
And even so, I still remain
A lover in captivity.

貴方が私を軽蔑しても
私の心は変わらず貴方の虜のまま

My men were clothed all in green
And they did ever wait on thee
All this was gallant to be seen
And yet thou wouldst not love me.

私の家来はすべて緑に身を包み
彼らはこれまで貴方に仕えてきた
それらはすべて紳士的で親切だったが
それでも貴方は私を愛してはくれない

Thou couldst desire no earthly thing
but still thou hadst it readily.
Thy music still to play and sing
And yet thou wouldst not love me.

貴方は世俗的な物を望むことはできない
しかし貴方は今もなおそれを進んで得ようとしている
貴方の美しい調べは今もただよい続ける
でも貴方は私を愛してはくれない

Well, I will pray to God on high
that thou my constancy mayst see
And that yet once before I die
Thou wilt vouchsafe to love me.

私は天高い神に祈ろう
彼女が私の忠誠に気付き
死ぬ前に一度でいいから
彼女が私を愛してくれることを

Ah, Greensleeves, now farewell, adieu
To God I pray to prosper thee
For I am still thy lover true
Come once again and love me.

ああ、グリーンスリーブスよ、さようなら
貴方の繁栄を神に祈ります
私は貴方の真の恋人
もう一度ここに来て、私を愛してください
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 生き別れか、死に別れか、わかりませんが、
どうも失恋の歌みたいですね。
その辺のところを意識して吹いてみました。
何か感じましたか?
え、感じない。
やっぱり。
もう少しいい音がでたらいいのですが・・・・。

写真は2009年7月にドイツ・スイスに旅行したときのものです。
残念ながら英国には行ったことがありません。
まあ同じヨーロッパなのでよく似たものでしょう。

2011年11月19日土曜日

星に願いを フルート演奏

この曲は以前フルート教室でも習った曲なのですが、その時はスタンダードバージョンでした。
今回はジャズバージョンでちょっとやっかいな間奏がはいっています。
まあこの間奏のカウントが取りづらいこと、
ちょっと私の今のレベルではこれが限界かもしれません。
Youtubeでこの曲を聴き、ええ感じやな、
こんなの吹いてみたいなと単純に思い練習を始めた曲です。
伴奏CDにはリード音が入っていないので、そりゃ大変でした。
なかなか曲に乗れないのです。
曲に乗れないジャズなんて、もうウイスキーを入れ忘れた水割りみたいなものです。
酔えません。
ようやく私の技量も小さな山を越えられたと思い次の山を上りだした時、
足を滑らせ谷底に落ちたような感じです。

何度録音してもどこか音が変ですね。
この辺で妥協して今の実力として投稿だ!

『星に願いを』
原題: When You Wish upon a Starはネッド・ワシントン作詞、リー・ハーライン作曲の1940年に発表された歌です。
1940年のディズニー映画『ピノキオ』の主題歌としてジミニー・クリケット(コオロギ)が歌った曲です。実際にはジミニーを演じたクリフ・エドワーズが歌い、その年のアカデミー賞の歌曲賞を獲得しました。

歌詞 When You Wish Upon a Star

When you wish upon a star
Make no difference who you are
Anything your heart desires
Will come to you
If your heart is in your dream
No request is too extreme
When you wish upon a star
As dreamers do
Fate is kind
She brings to those who love
The sweet fulfillment of
Their secret longing
Like a bolt out of the blue
Fate steps in and sees you through
When you wish upon a star
Your dream comes true

訳詩
星に願いをかけるとき
誰だって
心を込めて望むなら
きっと願いは叶うでしょう
心の底から夢みているのなら
夢追人がするように
星に願いをかけるなら
叶わぬ願いなどないのです
愛し合うふたりの
密めたあこがれを
運命は優しく
満たしてくれます
星に願いをかけるなら
運命は思いがけなくやって来て
いつも必ず
夢を叶えてくれるのです

写真は今年から始まった神戸市立フラワーパークで開催されている神戸イルミナージュです。
最近のコンパクトカメラは良くできていますね。
まづまづそれなりに写っていました。
タイトル動画はFlashで作成、
なかなかの出来栄えだ。自画自賛。

2011年11月12日土曜日

高音域が出た

ここ数ヶ月、「愛の挨拶」や「千の風になって」など高音域が多い曲を練習してきた成果なのか、いつもは出ないとあきらめ吹くこともためらっていた高音域のラ・シ・ドが、なんと出るようになったではありませんか。
これは驚きだ。
石の上にも3年とはよく言ったものだ。
なんやかんや、ちょっと形が出来るまではある程度の時間がかかるもだ。
高校生なら3ヶ月のところを3年かかってしまったかな。
このままあと3年続ければどうなっているのか?
今とさほど変わらないのか、それとも・・・・・・。
なんとなく一つ小さな山を越えような気がするな。
気のせいか?。
大きな上れない山には挑戦せず、小山を狙っていくことにしよう。
ようやくスタートラインに着けたかもしれません。
今夜は祝杯。

2011年11月9日水曜日

千の風になって フルート演奏

この曲はよく耳にする曲です。
楽譜を見たとき、ああこれは簡単そうだ、おたまじゃくしの動きがすくない、♭も一つだけだ。
よし挑戦だ。
いざ吹くと、音符を追うことはなんとか出来ても、なかなか秋川雅史のように流れるようなメロデーとはいきません。
なんとか流れるようにと気持ちを込めて練習するのですが、
>や<、pや mfに気を取られるとそこで指が止まってしまうのですね。
気持ちだけで吹いている状態で音が途絶えるのです。
やはり中高年、2つ以上は同時にチェックできないのです。
同じフレーズを何度も練習しても、どうも上手くいきません。
自分の音楽的才能の限界を感じるしだいです。
家人からは、3食付で音楽留学みたいでいいわねと言われ、うぐぐぐ・・・・。、
なんとか結果を出さなくては。
このまま練習を続けていても、きっと満足のいく音には到達しないだろう、
このおたりで妥協することにしょう。

よし投稿だ!。


この曲は9.11の追悼式で少女が朗読した作者不詳の英詩を、新井満が訳詩して曲をつけました。秋川雅史が紅白歌合戦で歌い話題となりクラッシック歌手としては史上初のオリコンチャート1位を獲得しました。 

 歌詞

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています

千の風に
千の風になって
あの大きな空を
吹きわたっています

あの大きな空を
吹きわたっています

写真は、2005年にニュージーランドに旅行したときのもです。
2011年2月23日 ニュージーランドのクライストチャーチを直下型の地震が直撃しました。
多くの留学生が被災し亡くなられ、写真の大聖堂も今は見ることが出来ません。
そして、3月11日に東日本大震災が・・・・・・。